午前10時。オフィスに着き、席に座ると、秘書の茜がコーヒーを持ってきた。白のブラウスに、黒のタイトスカートとタイツ。頭頂部で結わえてある髪型が、よく似合っている。
「悪いね」
「いえ。社長、今日はアッチの方をどうしますか?」
「そーだな、お願いしようかな」
「はい」
茜はひざまずくと、細い指で俺のベルトを外しにかかる。
俺は会社を経営している。といっても、海外の家具を輸入している小さな会社で、俺の他には、秘書の茜しかいない。茜には高い給料を払って、スケジュール管理から淫欲の処理まで、いろいろとやってもらっている。
まだ元気のない俺の愚息を、茜は小さなアヒル口で咥える。口内粘膜に触れ、愚息は徐々に硬直し、巨大化していく。舌面が愚息の裏側と密着する。
しばらくじっと咥えたまま、茜は愚息が硬直するのを待つ。そして、ある程度硬くなったところで、顔を前後に動かして、口唇で愚息を刺激していく。最初は優しく、だんだんと過激に。
ジュプッジュプッジュプッ、と唇と愚息の隙間からイヤラシイ音が洩れる。
茜にはそのままフェラチオを続けさせる。一方で俺は、茜のブラウスの襟元に強引に手を突っ込み、ブラジャーの上から胸を触る。茜を採用した理由のひとつは、この豊満な胸にある。実に揉みごたえのある巨乳だ。
「茜、もういいぞ。次に移るぞ」
「はい」茜は愚息から口を離し、返事をする。
立ち上がった茜はタイトスカートのホックを外し、はらり、と足元へ落とす。タイツと黒のレースのパンティも下ろしていく。パンティのステッチ部分とオマンコの間に、つーっと白い線が伸びる。
「今日も、ちゃんと準備できてるみたいだね」
「はい、しっかりオナニーしておきました」
俺は茜に愛撫はしない。スピードが重要視される現代において、時間は1分たりとも無駄にできない。茜もそのへんはよく分かってくれているから、愚息を迎えられる状態で、俺の出社を待っているのだ。
茜はデスクに手をつき、俺に向けて真っ白な尻を差し出す。秘弁が開き、しっかり割れ目が見える。血液が漲る愚息を、その愛液まみれの割れ目にぶち込んだ。
「はぁぁん!」
歓喜の声を上げ、茜は背中を反らせる。俺はすぐさま、腰は激しく動かす。律動的に激しく。
「あんっあんっあんっあんっあんっ」
律動に共鳴するように、茜は喘ぐ。その喘ぎ声は、淫らではあるが、気品を失ってはいない。茜のおしとやかさが滲み出ている。セックスの最中であっても、けっして下品にならないところが、茜は素晴らしい。
愛液にまみれた柔肉との摩擦で、俺の愚息は爆発寸前だ。もっとこの快楽を味わっていたいが、限界が近づいている。
「だめだ、もう出そうだ」
「はいっ、出してくださいっ」
「ピルは飲んでるのか?」
「はいっ、飲んでます」
茜の膣の中に、精子を放った。ありったけの精子を絞りだすように、何度も愚息は痙攣した。そして、柔肉に包まれたまま、愚息は瞬く間に萎んでいった。
愚息を抜き、俺はトランクスとズボンをはいた。とても爽快な気分だ。これで雑念が消え、今日も一日、集中して仕事ができそうだ。